タイラバタクティクスVol.25

タイラバタクティクス

 

今回のタイラバ・タクティクスは、フックのセッティングについてです。

タイラバを熱心にやられている方と話をすると、最終的にフックの話になることが多いです。

以前はストレートポイントのタイラバ用の掛け向けの形状が無くて苦労しましたが、

今は各メーカーから掛け向けが発売されているので、逆にどのフックを使うか頭を悩まされます。

前回のタイラバ・タクティクスVol.22で「私は2つの掛け方を実践している」と書きましたが、

その2つの掛け方(早掛け・乗せ掛け)に対してフックのセッティングを変えています。

 

 

 

私のフックセッティングは基本的に段差バリです。

フックの向きはあまり気にしませんが、ヘッドからフックまでの長さには気を使います。

早掛けの場合は大きめのフックをフロントに使いますが、

極端に大きなフックを使うとネクタイが絡みトラブルの元です。

掛かりやすさも大事ですが、1日に何度も落とすタイラバにとって、

ネクタイの巻き付きやエビなどのトラブルが少ないことも大事なフックセッティングの要素です。

さてフックセッティングの違いを説明しましょう。

 

【早掛け向けセッティング】

タイラバのヘッド近くにストレートポイントのフックをセットします。

リアにサポートバリとして短めに小バリをセットして、フロントフックの補助としています。

 

「早掛け」は「コン!」とアタった瞬間に「ビシッ!」と最速でフッキングを入れる掛け方です。

タイのヘッドバイトの瞬間にフッキングを入れてタイの口の中外問わず口の周りにフッキングさせます。

釣りはじめはリアフックもストレートポイントにしますが、

フロントフックに掛かる事が多い時は リアをネムリ形状にしてサポートバリにしてしまいます。

 

タイがフロントフックだけではなく、リアフックだけに掛かることがあれば、

リアフックもそのままストレートポイントのフックにして、

フロントでもリアでもどちらでも掛かりやすいようにしておきます。

【乗せ掛け向けセッティング】

「乗せ掛け」はタイの口の中に入ったハリを、

タイが反転のタイミングでアワセを入れてカンヌキに掛ける掛け方です。

または反転せずにこちらに向かって泳いでくるタイにアワセを入れないで、

タイの動きに竿を追従させ口に入ったハリが、

ファイト中に口の中から出てきて唇周辺に掛かるのを狙う釣りです。

 

小さめのネムリバリを前後にセットして、口の中のハリ掛かりの悪い部分を避けて

前後どちらかのハリが掛かりやすいカンヌキか唇に掛けます。

小さいハリを使うのは、いったん口の中に入ったフックが

カンヌキや唇まで出てきやすいようにするためです。

最初はリアフックまでの距離を短めにしますが、

バレが多いようならヘッドからリアフックまでの距離を少し長くしています。

 

もし長くすることでフックとネクタイやフックとヘッドの絡みのトラブルが頻発するなら、

リアフックにシリコン素材の玉など付けてみると解消されると思います。

あと私の周りにも細軸のフックを地獄バリセッティングにして、

掛けている人がいますので、今後は地獄バリセッティングも試してみたいと思います。

 

いよいよフックをタイラバにセットします。

写真のタイラバは、ゴールドヘッドにオレンジのストレートネクタイ。

ハリはフロント・リア共に、ストレートポイントの掛けバリというセッティング。

ロッドはRF5111B-MLに、リールはシマノ・バンタム。

ラインはPE0.8号+フロロ3.5号でドラグは1㎏です。

 

まずは、このセッティングでスタートして朝一の状況確認をします。

なぜネクタイがストレートかというと、最近乗り合いでタイラバ船に乗ると

カーリーテールを使ってる人がほとんどなので、あえてストレートにしています。

もちろんカーリーテールを使っている人が釣れていると、

私も即ストレートからカーリーテールに変えちゃいますけどね。

フックのセッティングに関しては、まだまだ勉強中です。

こんなフックセッティングで爆釣してます…など、コッソリ教えて下さいね。

スタッフM

 

 

#レッドフリップ

 

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